あなたはブログやTwitterで「何を書いたらいいだろうか…」と悶々と長い時間を過ごしたことはないでしょうか?
パソコンの前に向かっても文章が出てこない。こんな状況のことを「ライターズブロック」と言います。
そのような状況におちいってしまう原因はいろいろ考えられます。
しかし、頭や体の調子がすぐれない場合を除けば、ライターズブロックが起こる原因は大体、次の理由に行き着きます。
それは「読み手の不在」です。
誰に向けて書くのか?ここが漠然としてしまっているため、何を書いたらいいのかわからなくなるのです。
なぜなら、あなたが情報発信をする上では、必ず誰かしらの「読み手」を想定しているはずであり、その読み手の悩みや問題、願望が見えていてこそ、
・どんな情報(ネタ)を発信するべきか
・どんな切り口や表現で発信するべきか
これらが見えてくるものだからです。
どんなに優れた戦略家でも、具体的な目的や目標がなければ、優れた戦略をつくれないのと似ています。
具体的に読み手を想定し、その人にどうなってもらいたいのかが見えていなければ、発信するべき情報(ネタ)は見えてきません。
それらが漠然とした状態で情報発信をしても、せいぜい独り言のような「個人的な体験談」を書き連ねるか、誰の心にも響かないぼんやりとしたメッセージになってしまいます。
「読み手の不在」、つまり、「誰にどうなってもらいたいのか」が決まっていないことは、情報発信において根本的な問題であり、
“決しておろそかにしてはならないポイント”
なわけです。
逆に言えば、ターゲットの悩みや願望がクリアに見えてくるほど、それがそのまま「情報発信のネタ」になります。
悩みや願望の解決策を提示していくことが、情報発信ビジネスの基本的な姿勢となるからです。
そして、あなたが発信しているテーマでは、おそらくとても知的で、奥深いものであり、次から次へと新たな疑問や問題、悩みが生まれてくるでしょうから、そう簡単に「ネタ切れ」になることもないわけです。
つまり、読み手(ターゲット)への理解を深めれば深めるほど、ネタ切れとは無縁になっていくわけで、
仮にネタ切れを感じた時にするべき最も確実な解決策は、「読み手(ターゲット)への理解を深めるための作業(リサーチ)」になるわけです。
少なくとも、パソコンの前でウンウンと唸り、頭を抱えながら必死にネタを捻り出そうとするよりは、サクッとリサーチ作業に切り替えたほうが遥かに実りのある時間になるはずです。
“情報発信のネタは考えて捻り出すものでなく、読み手(ターゲット)への理解を深めることで出てくるもの。”
このような意識の切り替えをしてみてはいかがでしょうか?
具体的には、見込み客にスカイプでインタビューを申し込んでみたり、ライバルの広告のお客様の声を読んでみたりなど、可能な限りリアルな声を集めることです。
そして、一つ一つの悩みや願望を書き留めておきましょう。それはあなたのビジネスに繁栄をもたらしてくれる資産となっていきます。